遊ぼう学ぼう、たんぼと畑のビオトープ

園児たちの心に残る
いきものと人が集まる小さな里山

■四季を通じた、やってみたい遊びを考えました

「こんなことをしたい、あんなことができる」を先生とコンサルタントで話し合いました。
さて、今年はこのうちいくつが実現できるでしょうか。
たんぼ育成プログラム 楽しい活用のプログラム
4月 苗代づくり 春の草花調査(野草の味見) 春に咲く花や新緑の色を観察します。また、野草の若葉を食べてみたり、新葉からお茶を入れて味の調査を行います。千葉の農家に行って、モウソウチクの筍を採ります。 春の花(タンポポ、スミレ、アンズ、プルーン)
野草の味見(ツクシ、ヨモギ、セリ)
お茶づくり(ヤマモモ茶、ヒサカキ茶)
5月 荒起こし
代掻き 畦塗り
春の草花調査(花遊び) 初夏に咲く花や新緑の色を観察します。水田に咲いたレンゲで遊びます。
千葉の農家に行って、ハチクの筍を採ります。
レンゲの花冠つくり
黄色いオヘビイチゴもきれいです
ウツギ(うの花)、テイカカヅラが咲きとても良い香りです(うの花の匂う垣根に、ホトトギス・・・)
6月 田植え 水中の生き物調査 水田内の昆虫調査を行います。
一番小さい虫は何か、調査をします。
もしかしたら、メダカをもらえるかもしれません。そしたらメダカの孵化を観察しよう。
果実を収穫して、食べてみて、特徴を学びます。
千葉の農家に行って、マダケの筍を採ります。
果実収穫(アンズ、ナツミカン、ヤマモモなど)
果実のジュースづくり(ヤマモモジュースなど)
マダケの筍料理とその皮を使った包装に挑戦
ウツボグサが一面に咲くでしょう
7月 草刈り 雑草観察 昆虫観察 草刈りをしながら、雑草を観察します。
草ずもうなど遊びながら雑草の特徴を調べます昆虫観察をしようもしかしたらホタルももらえるかもしれません。ヘイケボタルならば可能では?
竹の水鉄砲づくり
草ずもう 果実の収穫
キキョウ、カワラナデシコが咲き始めます
8月 草刈り イネの観察会 成長したイネを観察します。(稲の花の様子、集まった虫の種類)
でも意外にこの頃は昆虫が少ないのです
果実収穫(ブルーベリー)ジャム作りなど
9月 稲刈り 虫の音調査
秋の草花調査
ビオトープで聞こえる虫の音を探します
秋に咲く花を観察します
アカトンボを捕まえるススキ、オミナエシ、キキョウがきれいです
10月 精米
収穫のお祝い
秋の野草調査(種の観察) 花が咲いた後の種子を集めて観察します。また、集めた種子はポットにまいて育てます。 もちつき(もち米)
竹筒飯づくり(うるち米)
11月 堆肥づくり どんぐり採取 ドングリの種類ごとの形のちがいを観察します。ドングリクッキー料理や工作を行い、それぞれの特徴を調べます。 ドングリの独楽づくり、ドングリのやじろべえづくり、ドングリ料理
紅葉狩り
12月 しめ縄づくり
わら縄リースづくり
冬の植物観察 冬の植物の様子を観察します。落ち葉の観察とチョウ等の越冬昆虫の様子を調べます。  
1月        
2月        
3月   まとめ 発表会 一年間のまとめと報告をおこないます。  

■田んぼの荒起こし みんなが遊べるように準備をしました        2005年5月11日

いよいよ幼稚園のみんなが「たんぼと畑のビオトープ」を使う時期がやってきました。
みんなが楽しく・たくさん遊べるように、幼稚園の先生が水田の荒起こしや、水路の掃除などを行いました!先生達もはじめての作業でしたが一生懸命がんばりました!
地元の農家のおばあちゃんが、先生達の応援に駆けつけてくれました。

「クワはこうやって使うんだよ」っと親切に教えてくれました。
延長保育のお友達が、お手伝いに来てくれました!
荒起こしです。みんなの笑顔が見たいから、先生達は頑張ります。
耕して、肥料をまいて、また耕す。 見つけたゲンゴロウは水路に避難させました。 スコップを使ってたんぼの土をよく混ぜました(左上)。

水路や池にたまったアオミドロも掃除しました(右上)。

農家のおばあちゃんからは、畦塗りのやり方を教わりました(左下)。

いよいよ田植えです                          2005年5月26日

今日は、とても暖かい田植えびより、地もとの農家のおばあちゃんに教えてもらって、代かきから田植えまで挑戦しました。
早々とビオトープにやってきたゲンゴロウやミジンコの仲間、地もとの方にもらったメダカも観察しました。
野遊びコーナーではマダケの水鉄砲に挑戦しました。
地もとの方から今日のためにと、飼育していた地もとのメダカをもらいました。
親メダカと卵をもらいました。半分は水槽でかって、半分はビオトープに放します。


たんぼコーナー

代かきor泥遊び?
みんなで田んぼを均します。
いよいよ田植えです。
江戸川区の農家のおばあちゃんお二人に教えてもらいます。
すっかり泥んこになってしまいました。
田植えが終わりました!!! (6月2日のようす・・・しっかり根付いたようです。)


野遊びコーナー


待ってる時間は、水鉄砲で思いっきり遊ぼう!
千葉市の農家からもらって来たマダケを使ってつくりました。

観察コーナー

さっそく、住みついたミジンコやゲンゴロウの仲間。地もとの方からもらったメダカを観察しました。




■6月

6月も下旬になると、イネも大きくなりました。イチジクの実も採れました。野草(オカトラノオ)も咲き始めました。みんなでビオトープの植物を調べました。







■8月

イネの花が咲きました。花と言ってもちっとも目立ちません。稔る前に鳥除けネットを張りました。台風に備えてイネが倒れぬようにロープも張りました。ここまでするの?夏休み中なので、先生とお父さん、お母さんの有志が張りました。
これで鳥でも、台風でも、ドンと来い?
最後にスイカを割って「おいしい!」

  

■9月

いよいよ稲刈りです。先生やお母さんサポーターに教わりながら、鎌でイネを刈って、束ねて、干します。次にススキでふくろうを造りました。都内ではススキが手に入りにくいので、集めるのが大変です。この日は出張先の福岡から運んできました。
  

 

■10月

干したイネをお米にします。昔の農機具の登場です。足踏み式脱穀機と唐箕 (とうみ)です。おかあさんと一緒に脱穀しましたが、なかなか踏む足と稲を入れる手のタイミングが合いません。でもおもしろい! 次はやっと脱穀したお米を、すり鉢で摺って籾を取りますが、これがまた大変。ボールに力を入れて摺りました。1 時間やっても1 合か2 合しか摺れません。籾摺り用の木製の臼が昔はあったそうですが、今では手に入りません。どなたかお持ちでしたら譲って下さい。
ようやく摺ったお米は籾が混じった状態で唐箕に入れて風選します。籾殻(もみがら)が風に飛ばされて出てきて、おもしろい!最後はたんぼにレンゲの種を播きました。

 


それから2週間後に収穫祭をしました。30㎡の田圃から採れたお米は全部で10kgでした。慣れない手つきでお米を研いで、竹筒に入れます。水加減は、まあ、適当なところでいいや。気にしない。アルミホイルの蓋をして火にくべます。
炊けた竹飯は、先生とお母さんが上手に割ってくれました。お見事。おかずはごま塩だけなのに「うまいっ!」
ドングリ独楽のお相撲や、わら筆でのお絵かきをして遊びました。


  

■12月


クリスマスのある12月になりました。
千葉県の里山でフジヅルを採ってきましたが、これが大変でした。そのツルを丸く巻いて、木の葉や実で飾ってリースづくりをしました。木の葉や実は園庭やビオトープで先生やお母さんと一緒に採りました。いくつもできたリースで幼稚園を飾りました。
焼き芋もおいしかったよ。


 

 

■2月

今年度最後のビオトープ活動です。ビオトープの手入れをしました。花も咲かず、虫も来ないカイズカイブキを伐って、来年度に竹を植えます。まず、木の上の方を伐って、次に根を抜きました。みんなでロープを引っ張って、倒したり、抜いたりしましたが、根を抜くのは、それはそれは大変でした。
伸びすぎてしまった枝はのこぎりや剪定鋏で切りました。お母さんも脚立に乗って頑張りました。木登りやお面づくりも楽しかったね。
 

 
■4月

翌年の春、10月に播いたレンゲが花をつけました。新しい園児やお母さんを迎えて、またビオトープの1年が始まります。